日本はこの戦争を生き延びられるのか?2023/09/05 14:26

2023/09/03の3

幽大: しかしだな、ピンポイントで正確に人を殺せる殺人光線のような兵器というのは、ある意味、核兵器より怖いと思わんか?
核戦争はすべてを巻き込んで消滅させるから、そう簡単には使えない。しかし、ピンポイントに狙える兵器であれば、暗黙のうちに気に入らない人間を抹殺できる

イシ: そうですね。私たちのような無名の、なんの影響力もない人間が狙われることはないでしょうが、国を動かす人たちがみんな恐れおののいて、見えない権力者の意のままに動くようになる。それにほとんどの人は気づかない。じわじわと完全管理社会へと変わっていく……。

吾狼: もはやこの流れはどうにもならないんでしょうか。

イシ: 命がけで訴えている人たちもいるけれどね。




吾狼: やはり最大の危機はWHOが画策している、いわゆる「パンデミック条約」ですか?

イシ: 間違いないだろうね。WHOは2024年5月の制定を目指している。内容についての提言冒頭が「地球規模の保険脅威に備えた指導力の強化」、2番目が「WHOの独立性・権限・資金調達に焦点をあて、強化を図る」というのだから、こんなものに署名したらもはや国レベル、官僚レベルではコントロールできなくなる恐れがある。
厚労省などはむしろそれを待ち望んでいるようだね。

幽大: 自分たちの責任ではない、WHOがそう言っているのだから従わざるをえない、と、責任逃れをしたいからか。

イシ: そうです。もはや、厚労省が遺伝子製剤の危険性や本当の意図を知らないはずはない。でも、今さら「あれは毒物でした」などと言えない。来年の5月まで持ちこたえられれば、後は自分たちの権限を越えたところからの命令だから……と逃げられる、ということでしょう。

吾狼: 持ちこたえられれば……って……。なんとか打たないでいいようにして持ちこたえるというなら分かりますが、今や日本だけですからね。6回目だの7回目だのと言っているのは。

幽大: 原爆2発落とされるまで負け戦の始末をつけられなかった歴史を繰り返すのか。

イシ: あの戦争は悲惨な結末になりましたが、それでも敗戦後、日本は消えることはなく、また這い上がりましたよね。でも、今の戦争はもっとやっかいです。なにしろ国民が戦時下にいると思っていないわけですから。じわじわと殺され続けていても、それが理解できていない。この状態が続くと、敗戦という終わりも見えない。終わりがないから這い上がるきっかけもつかめない。で、ダラダラ~っとロボット化されてしまっても、まだ気がつかない。そういう経過をたどりそうな気がしてます。

幽大: かもしれんな。しかしまあ、余輩はこの3人の中ではいちばん楽観的かもしれん。なるようになるしかないが、どこかで踏みとどまるんじゃないか、とも予想しておる。
グローバリストと呼ばれておる連中にとって、日本ほど扱いやすい国はないだろう。だから手加減するのではないかな。扱いやすい、利用しやすい、歯向かってくる危険要素もない。だったら急いで叩きつぶす必要もない。

イシ: 利用しやすい人的リソースとしてある程度の人口は保たせる、というわけですか?
でも、死ななければいい、絶滅しなければいいというわけじゃないでしょう?

幽大: それを決めるのはわしらではない。今この国で生活している者たちだ。支配され、利用されても、生きていけるだけの食い物や適度な娯楽を与えてもらえればいいですよ、と思う者が大多数ならば、それはそれで仕方がない。

吾狼: そんなの絶対に嫌ですよ、ぼくは。

幽大: もちろん余輩も嫌じゃよ。しかし、わしらにはその流れを変える力もないわけでな。
今だって、なんだかんだ言いながらもこの国の住民はなんとか普通の生活を続けておる。殺し合ったり奪い合ったりという状況にはなってない。
無論、事態はこれからどんどん悪化するわけだが、住民が全滅しない限りは、吾狼くんやイシコフさんのような者も一定数は生き残るじゃろ。そこになにがしかの可能性がある。
長い時間がかかるかもしれんが、いつかは生きるに値する人間社会が築けるかもしれん。
今はやりたい放題のあいつらが、いつまでも力を持ち続けるとは限らんしな。何が起きるか分からんよ。

イシ: そうですね。なんだかまたいつもの終わり方になりそうですが、とにかく今は正気を保って、少しでも自分が価値を見いだせることに取り組み、生き延びる。そういうことですかね。

幽大: そういうことじゃな。余輩は最近、津軽の円空を気取って、木彫りを楽しんでおるよ。

吾狼: わお! それはいいですね。作品を見せてくださいよ。

幽大: やなこった。余輩の芸術の鑑賞者は自分ひとりで十分じゃわ。

吾狼: はいはい。そうして偏屈爺のまま長生きしてくださいな。

イシ: では、今回はこのへんで一旦閉めましょうか。

吾狼: はい~!

『馬鹿が作った日本史 縄文時代~戊申クーデター編』

『馬鹿が作った日本史 縄文時代~戊申クーデター編』
ISBN978-4-910117-38-6  B6判・300ページ 
オンデマンド 2200円(税込)、送料:330円 

弥生時代を築いた渡来人は2系統いた。1000年の「暴力団時代」の後に訪れた奇跡のような戦のない200余年。西郷、大久保、板垣らが「まともな維新」をぶち壊して、イギリス傀儡政権を作ってしまった。
……学校で刷り込まれた日本史を今こそ正しく上書きしよう。講師と生徒一人の対話形式で、スラスラ読める、まったく新しい「真」日本史読み物が登場!

オンラインでご注文(カードまたはコンビニ決済)
Amazonで購入でご購入⇒こちら

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
人類を養殖している生物がいる
『人類を養殖している生物がいる』Kindle版 180円


書籍版もあります(1408円)
━━━━━━━━━
用務員・杜用治さんのノート
カタカムナから量子論、宗教哲学、情報戦争まで、現代社会の謎と真相を楽しみながら考える、まったく新しいタイプの文章エンターテインメント  用務員・杜用治さんのノート』 Amazonで購入で買えます



━━━━━━━━━

ウソとストレスだらけの世界を離れて、こんな学校を訪ねてみよう! 森水学園第三分校

森水学園第三分校

━━━━━━━━━
『新釈・クレムナの予言 タラビッチが見た2025年』
最後はプーチンやヌーランドも登場する? 19世紀から現代人へのメッセージ
Amazonで購入で見てみる⇒こちら
解説ページ(試し読み)は⇒こちら


━━━━━━━━━
重曹とかいろいろ

━━━━━━━━━
ビタミンD3サプリ
免疫系を正常に保つのに効果があると複数の医師が薦めているビタミンD3。
Amazonで購入で2830円。8円/粒 だったものが円安で高騰中(2022/10/18時点では3499円。10円/粒)  ⇒こちら


マグネシウムサプリ
━━━━━━━━━
Facebook   Twitter   LINE

ぷちサミ(27)ラハイナの火災とDEWにまつわる噂と謎2023/09/05 14:21

2023/09/03の2

幽大: ラハイナの火災が意図的な地上げ焼き討ち犯罪だということは分かるが、そこにスペシウム光線みたいな兵器が使われたというのはどこまで信用できる話なんだ?

イシ: そこなんですよね。いろんな噂が飛び交っているようですが、そのへんも吾狼さんは詳しいんでしょ?

吾狼: まあ、いろいろ情報は入ってきてますよ。中には妄想や、話を面白くするために盛っているのも混じっていると思いますが、並べてみましょうか……。

まずはさっきも言いましたけれど、普通の火災では考えられないような燃え方をしているんですね。山火事というけれど、ラハイナは山からは相当離れていて、しかも山は燃えていないんです。道路を挟んで隣接した草原は燃えたようですが、草原から火が出たとしたら、道路を越えて燃え広がるようなことはないと。
猛烈な風が吹いていたから燃え広がったという話もありますが、同じ時間帯、海上ではそれほど風は強くなかったそうです。
そして何よりも、山火事や一般の火事ではアルミが溶けるような高温が生じることはないだろう、と。

イシ: アルミの融点は660℃だったかな。アスファルトの融点は150℃くらいだから、クルマに使われているアルミが溶けるほどの高温になっていたなら、そのクルマの下のアスファルトも溶けていそうなものだけれど、アスファルトは溶けてはいなかったという報告があるようだね。

吾狼: はい。実際に見ているわけじゃないんで、どこまで信頼できる情報かは分かりませんが、現場の写真を見る限りでは、やはり不自然なんですよね。クルマだけがピンポイントで燃やされているみたいな感じです。
それと、これは凄く興味深いんですが、近隣に点在する富豪たちの別荘の屋根が全部青だったと。青くない屋根や建物などには、火災の前に次々にブルーシートが被せられたり、青く塗り替えられたりしていた、と。

幽大: ん? それはどういう意味かな?

吾狼: DEWは青色レーザー光を使っているので、青い色のものは反応しにくく、DEWの威力を回避するというんですね。兵器にそうプログラムされているとか、いろいろ……。

幽大: ほんとかね。

イシ: まぁ、ネットで「blue to block the DEW」を検索すると、これは完全なフェイクだという記事も多数出てきます。セレブたちが青が好きなだけかもしれませんしね。涼しげだし(笑)。ただ一軒燃えなかった家の屋根は赤だったとか、ブルーシート云々は以前の台風被害の復旧工事のときにブルーシートをかけていった話と混同しているとか……。

吾狼: まぁ、そうですね。面白い話ほど広がりますからね。
ただ、アメリカの空軍研究所 (AFRL)はすでにDEWを持っていて、宇宙空間の人工物の数や位置を把握するための2つある主要な監視サイトはニューメキシコ州のカートランド空軍基地とハワイのマウイ島にあるんです。これが関与しているんじゃないか、という話は興味深いですよ。

マウイ島のやつは「Air Force Maui Optical and Supercomputing (AMOS)」基地というそうで、宇宙空間の人工物を監視する「マウイ宇宙監視システム (MSSS)」と、研究開発を行う「マウイ ハイ パフォーマンス コンピューティング センター (MHPCC) 」という施設から成っています。
この施設には先進電気光学システム(AEOS)による米国国防総省最大の光学望遠鏡が設置されていて、他にも大気のナトリウム層に光を伝播させて人工星を作り出す「ナトリウム・ガイドスター」なる装置を設置したと発表されたばかりです。
米国国防省最大の先進電気工学システム望遠鏡。高さ3.6m、重さ75tある(AMOSのwebsiteより)


幽大: 相変わらず吾狼くんの調査ぶりは凄いね。

吾狼: いえ、これは当の空軍研究所のWEBサイトに全部公表されていることで、誰でも読めます。

イシ: ラハイナの火災はDEWと気象兵器の合体したようなものが使われたんじゃないかという噂もあるけれど、そういう噂が出てくるにふさわしい施設がまさにマウイ島にあるわけだね。

吾狼: あと、行方が分からない2000人の子供たちは、バスに乗せられて誘拐されたのだという話も出回ってます。

幽大: 焼け死んだんじゃないのか?

吾狼: 死体が見つからないらしいんですよ。

幽大: UFOにさらわれたとでも言うのか?

吾狼: 火災発生前に黄色いスクールバスが何台も停まっていて、それごと消えているというんですね。
さらには、マウイ島には軍事基地があるオアフ島に通じる海底トンネルがあって、そこを通って連れ去ったんだとか、そのトンネルプロジェクトの中継点がウォルマート・ショッピングセンターだとか……これもまあ、いろんな話が付け加えられて膨らんでいっているようです。

イシ: 子供の誘拐とセレブの小児性愛とはすぐに結びつけられるからね。
でもまあ、大量誘拐があったかどうかは分からないとしても、相当数の子供たちがこの火災で死んだのは確かでしょ。あの日、学校は休みで、親たちはみんな仕事に出ていたから、子供たちだけが家に残っていたそうだから。

幽大: それも織り込み済みの計画だったというのか?

イシ: かもしれませんね。何でもありになってきましたからね、もはや。

幽大: しかしだな、もしその殺人光線みたいな兵器がすでに実用化されていて、宇宙からいつでもピンポイントでターゲットを狙えるとしたら、要人暗殺や政府機関の破壊なんて簡単なわけだろう? 例えば、プーチンなんかとっくに殺されていてもおかしくないじゃないか。

イシ: そうそう! それは私もずっと疑問に思っているんです。
GPSとか精細な空撮画像とかがとっくに実用化されている現代では、そういう兵器が完成していてもおかしくないですよね。それを使えば、面倒な戦争なんかしなくても、簡単に世界を支配できるんじゃないか、と。
ピンポイントでいつでも人を殺せる、クルマや建物を破壊できるわけですから、それを使う見えない支配者に対して、誰も抵抗できない。

幽大: そういうことを暗に示したのがラハイナの焼き討ちなのかもしれんぞ。

吾狼: 俺たちには逆らえないんだぞ、という無慈悲にして簡潔な宣言ですか。

イシ: それはありえるかもね。プリゴジンが乗ったジェット機が墜落したのもそういう警告かもしれない。
ただ、そうなると、DEW的なピンポイント攻撃兵器を持っているのは誰なのか、ということだよね。米軍が持っているとすれば、ロシアや中国もすでに持っているんじゃないかな。となると、安易に使うと報復の連鎖で滅茶苦茶になる。だから、存在自体を秘密にしているということもあるのかもしれないね。

吾狼: ある意味、核兵器と同じですね。

イシ: うん。それと、DEWで戦争のようなことになると、軍事産業は儲からないだろうね。兵隊も戦闘機も弾薬もいらないわけだから。
戦争の最大の目的は経済だから、儲からないシステムは公にしないでおく、ということかもしれない。

幽大: ラハイナの件は戦争というよりは地上げだから使ってみた、ということか?

吾狼: 気が滅入りますね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
人類を養殖している生物がいる
『人類を養殖している生物がいる』Kindle版 180円


書籍版もあります(1408円)
━━━━━━━━━
用務員・杜用治さんのノート
カタカムナから量子論、宗教哲学、情報戦争まで、現代社会の謎と真相を楽しみながら考える、まったく新しいタイプの文章エンターテインメント  用務員・杜用治さんのノート』 Amazonで購入で買えます



━━━━━━━━━

ウソとストレスだらけの世界を離れて、こんな学校を訪ねてみよう! 森水学園第三分校

森水学園第三分校

━━━━━━━━━
『新釈・クレムナの予言 タラビッチが見た2025年』
最後はプーチンやヌーランドも登場する? 19世紀から現代人へのメッセージ
Amazonで購入で見てみる⇒こちら
解説ページ(試し読み)は⇒こちら


━━━━━━━━━
重曹とかいろいろ

━━━━━━━━━
ビタミンD3サプリ
免疫系を正常に保つのに効果があると複数の医師が薦めているビタミンD3。
Amazonで購入で2830円。8円/粒 だったものが円安で高騰中(2022/10/18時点では3499円。10円/粒)  ⇒こちら


マグネシウムサプリ
━━━━━━━━━
Facebook   Twitter   LINE

ぷちサミ(25)グローバリストの限界と幻想2023/03/09 22:05

グローバル社会の限界と幻想

吾狼: 僕が分からないのは、今行われている人口削減計画というのは、対象がほとんどランダムというか、区別していないですよね。遺伝子注射にしても武力紛争にしても、優秀な人材は生き残らせるというような仕組みはなさそうです。人種も年齢層も職業も、全部平均的に間引かれていくような気がするんですが、それって雑すぎませんか?

幽大: 優秀な人材だけ残すと、自分たちの力が脅かされるからではないのかな。今の世界を彼らは操っている。一部の優秀な人間が作り出すハイテク機器や生命工学の技術を利用できている。この構成のまま、人口だけを減らせればいいということじゃろ。

イシ: なるほど、そうかもしれませんね。あとは、実験中ということではないですかね。
 遺伝子製剤注射を打った人間の中にも、わりと平気でいる人たちがいっぱいいますよね。今のところは、ですが。
 人間の身体は複雑だから、同じようなリスクを与えても生死を分ける要素は複雑に絡み合っていて簡単には計算できない。どんな条件なら生き残るのかと見ているのかもしれません。

幽大: あとは、これもまた遺伝子の淘汰なのではないかな。強い種だけ生き残っていけばいいというような。

イシ: そういう考え方もできますね。彼らは最終的には出生も死も自在にコントロールしようとしているでしょうから、人工授精や遺伝子操作を繰り返しても耐えられるような個体を残そうとしている、とも考えられますね。

吾狼: 殺すのはいつでもできるから、ですか? 怖ろしい……。

幽大: 彼らにとっては自分たち以外の人間はすべて資源であり材料にすぎないんだから、そう考えるのは自然じゃろ。農業や畜産と同じ考え方じゃな。病虫害や冷害に生き残った個体を選び出し、掛け合わせて、強い品種を作ろうとか、そういう発想だわな。

吾狼: それで穫れすぎて価値が落ちたら捨てればいい、とか……。

イシ: 特定の農薬に反応する品種を作るとか、そういうことだね。自分たちの思い通りに動く人間を増やすために、娯楽や性癖も管理しやすくする。多様性社会を謳いながら、実は根底では単純な刺激に反応するように調教する。芸術や哲学も単純化させていく。

幽大: すでにそういう世界になってきておるな。
 しかし、そう簡単にいくかね。
 生き残った人間の中には、簡単には瞞されない者たちが多く含まれていそうだがな。そうした者たちとの戦いが待っているんじゃないか?

吾狼: 幽大さんの予言ではどうなるんですか? 人口が減った後の世界で、そうした戦いがあるんでしょうか。

幽大: 余輩にはそこまでは見通せんな。最近は霊力も衰えているのか、未来世界に人間が見えんのじゃよ。

吾狼: 人類が滅亡しているからですか?

幽大: いや、どうなんじゃろ。余輩が最近感じるのは、地震や津波のような天変地異の気配じゃな。かなり近いかもしれん。早ければ今年の春……まさに今じゃが、夏が来る前、桜と一緒に地が揺れるような予感がある。

吾狼: ええ~! やめてくださいよぉ。

幽大: そうした大地の幻影や海の幻影はときどき浮かぶんじゃが、その絵の中に人間の姿が見えてこないんだな。なぜかは分からんが。
 ただ、空中にキラキラした細かい塵のようなものが漂っているような感覚に包まれることがある。

イシ: 空中にキラキラした塵ですか。気になりますね。火山灰とかではなくて?

幽大: そんな具体的なものではないな。目では見えない塵とでもいうか、おそらく今こうして話している我々も、その塵の中にいるんだろうと感じる。

吾狼: 霊的なものですか?

幽大: う~む、そうともいえるかな。
 その塵は様々な色で、同じ種類ではない。無数の個性を持っておる。それが重なり合っている、とでもいうか……。

イシ: 分かる気がします。量子の世界ですかね。その本来見えない塵が集まって世界を形成している……。

幽大: そんなところかもしれんな。
 つまりだ。世界というのは一つではない。余輩が見ている世界と、イシコフさんや吾狼くんが見ている世界は別のものなんだ。それが重なり合っている。重なり合っている部分は共通して見ている世界だから、我々は同じ世界にいると思っている。しかし、本当は別々の世界に生きておるんだ。
 同じことが世界中の人間や生物にもいえる。犬のポチが見ている世界は、飼い主が見ている世界とはまったく違う世界なんじゃが、両者の世界は重なっているので、その重なりの部分においてはやりとりができる。餌をもらったり、命令を受けたり、甘えたりといったやりとり、交流がな。

イシ: 分かります分かります。すごくよく分かります、それ。

吾狼: イシコフさんもそういう話、よくしてますよね。

イシ: うん、そうなんだよね。私の世界観と同じだね。

幽大: 余輩のような予言者は、重なっていない部分がときどき垣間見えるんじゃな。そこは時間も空間も重なっていないから、この世界がたどるであろう未来のことが見えてしまうことがある。
 長い間生きてきて、余輩はおのれの個性をそんな風に理解するようになった。と同時に、若いときの霊感は、今はもう枯れ果ててしまったようじゃがな。

イシ: いいんじゃないですか、それで。未来が見えたまま死ぬのもなんだか辛いでしょう。

幽大: そうじゃな。若いときより今のほうが楽だよ。
 それで思うのは、ゲイツやシュワブには、こうした重ね合わせのような世界は見えていないだろうということだな。
 見えないのはもちろんのこと、考えたこともないじゃろ。連中にとっては、世界は一つしかない。一つしかないから、自分たちで操れると思っておる。
 世界はそんな単純なものではないのだがな。

吾狼: なんかすごい話になってきましたね。幽大さんはやっぱりすごいや。

幽大: なんだ、今頃分かったのか?

ぷちサミ(24)支配者たちの「帝王教育」2023/03/09 22:02

2023/03/07の3

支配者たちの「帝王教育」を想像する

吾狼: エプスタインの話に戻るんですが、アメリカではエプスタインが自殺したと思っている人は少数派で、殺されたんだろうと考える人のほうが圧倒的に多いんです。世論調査でも1対3くらいの開きがあるんですね。
 僕も殺されたと思ってますが、だとすれば、それを命じて実行できる組織が存在するということです。

幽大: それはそうだろう。世間ではそういうのを陰謀論と呼んで片づけてしまおうとするが、人類史は大昔からそうした陰謀の連続で綴られてきたわけでな。今に始まったことではないわな。

イシ: エプスタインにしても、彼とのつきあいが深かったゲイツにしても、自己中心というか、ある種の才覚と運で成り上がってきたでしょ。血族関係でああいう特殊な地位を得たわけではないという意味では、一種の「傭兵」だと思うんですよ。ゲームのラスボスではない。
 やはりその上にはロスチャイルド家に代表される血族集団がいるんじゃないですかね。
 自分たちはなるべく表には出て行かない。背後に隠れて、表舞台ではシュワブやゲイツのような人間を使う。

吾狼: 僕もそう思います。有名人というのはなにかと面倒ですからね。本当の支配者はそういう煩わしさのない快適な人生を送ろうとするでしょう。

イシ: となると、その血族集団は、結束を固めるために、子供には帝王教育のようなものをしていると思うんだ。私としては、その内容に興味があるなあ。

幽大: 帝王教育か。なるほど。しかし、ろくなものではないだろうな。人を人と思わぬ、とでもいうか、自分たちとその他大勢は、同じ人間の姿形をしていても、まったく違う存在なのだという意識を植えつけることから始めるだろうな。

イシ: その通りです。まずはそこからでしょうね。
 昔はそれが階級社会や主君関係の維持という意識からだったと思いますが、21世紀の今は、もっと根本的に違う意識になっていると思うんです。

幽大: ほう、どんな意識かな。

イシ: IT技術と密着した世界観、とでも言えばいいですかね。
 基本としては、自分たち以外のすべての人間は「労働力」にすぎない。企業の経営と同じで、従業員が増えすぎて人件費が経営を圧迫すれば解雇する。そうした感覚で人口削減も行う。
 資源や原材料の調達を安価かつ独占的に行うためには詐欺的手法を駆使する。そもそも富の概念を仮想化して、何もないところに富を生み出す。その方法論は案外単純なものだけれど、一般庶民には分からない。
 世界はこんなに簡単に操れるのだということを、子供のときから教える、ということだと思います。
 ただ、そのための最も効果的な方法が今ならある。それがデジタル技術や遺伝子工学などのアプローチである、と。
 それをさらに突き詰めていくと、自分たち以外の世界は仮想空間でよい。自分たちだけがリアルな世界で快適に生きる住人で、それを支えるインフラとしてのバーチャル世界にその他大勢の人間を放り込んでおく。

吾狼: そうした構造というか現代社会のシステムについて、教えられなくても学んでいったのがゲイツやシュワブだったということですね。エプスタインも、人間をロボット化する生命科学的な方法論に執着していたそうです。
 美形の若い女性を集めて、自分の精子で大量の子孫を作る計画を持っていたとか、ノーベル賞生物学者に、自分が死んだ後は脳と性器を切り取って永久保存してほしいと依頼していたとか、とにかく異様な性癖、思考の持ち主だったようです。

幽大: ある種の奇形だな。地球上の生命体系から逸脱した一部の変異種によって、現代社会、いや「現実世界」がどんどん壊されておる、と。

イシ: そうした変異種を使って世界を変えていこうとしている連中は、とてつもなく周到で、簡単には尻尾を出さない強靱さを兼ね備えているでしょうね。祖先が味わってきた迫害と疎外の記憶によって形成されたものなのかな。

吾狼: エプスタインの話が続いて申し訳ないんですが、彼は世界のセレブたちを高級ワインと女性で接待しながら裏情報を収集し、同時に弱みを握ることで、利用したいときに操れるようにするための特殊な役割を担っていたともいわれています。モサドとの関係があったとも。

幽大: それが露見し始めたので殺された、ということか。

イシ: 表に出てくるような人物はみんな利用されているんだろうね。その人物が生まれつき持っている虚栄心、性癖、所有欲、権力欲といったものを刺激しながら、財産を殖やす技術や生命科学、ハイテク分野などの才覚を利用する。

幽大: そして、用済みになったら、背景にいる自分たちの存在までたどれないようにうまく消すわけだな。

イシ: ですから、私が興味を持つのは、それだけ巧みに世界を動かしている者たちの思考回路というか、世界観なんです。
 基本は、ほとんどの人間は簡単に操れるという理解ですね。脳の性能とかは関係ない。天才的な頭脳を持っている学者や経営者でも簡単に操れる。なぜなら人間は生物にすぎないから。

幽大: そう考えて操る側も、人間というただの生物なんじゃないのか?

イシ: そこはよく分かりません。もしかするとそのさらに裏に、人間以外の生命体が存在しているのかもしれませんが、そこまで話を飛躍させると収拾がつかなくなるので、まずは人間であると仮定して……。

吾狼: 人間であると仮定しての帝王学、ということですよね? 僕はハラリの語っている内容がほぼそれに近いんじゃないかと思ってますけど……。

イシ: そう! まさにそうなんだよね。ナショナリズムとか共産主義とか男女平等とか貧富の差とか、そういうものは人間社会の指標や目標ではなく、対立や紛争を起こすための手段であるという割り切りだね。
 彼は人間社会を数理モデルのようにとらえている。地球生態系の中での人類の適正繁殖数をはじき出すのはもちろんのこと、その数を保つための「間引き」の方法、残した人間をコントロールする方法、必要な人材の選び方、従わせ方、育て方……すべてAIが答えをはじき出す命題にすぎない。つまり手段であって目的ではない。……そうした方法論や哲学を、支配者一族は自分の子供たちに徹底的に叩き込むだろうね。

幽大: しかし、ゲイツやシュワブのような表に出てくる人間を操る裏側の支配者たちが、必ずしも優秀な頭脳や強い精神力を持っているとは限らんだろう? 世襲議員にろくなのがおらんのと同じで、出来の悪いのも混じっていそうだがな。

イシ: そうですね。たとえ優秀な頭脳を持っていたとしても、最先端の電子工学や生命科学のエキスパートではないでしょう。そういう分野での外部の頭脳をいかに従わせるかという方法論に特化した影の帝王学で育てられた一族なんでしょうね。

吾狼: それができるのはやはり莫大な財力のおかげですか?

イシ: そうだろうけれど、財力だけならゲイツのような富豪がすでにいるわけだよね。そうした大富豪をも利用するためには、単純な財力だけでは無理だ。最大の武器は、財力を保証しているシステムを支配していることかな。
 最近、仮想通貨ということが話題になるけれど、そもそもドルだのユーロだのという既存の通貨も、とっくの昔からすべて仮想だよ。ただの数字、データにすぎない。
 ルールを変更するだけで一気に意味をなさなくなる「約束事」だ。実際の富は、食料を含めた資源と人間でしょ。そういう意味での強国はロシアや中国ということになる。
 アメリカにも資源と人間はあるけれど、かなり使いすぎてしまって、本来の実力以上のものになっている。マネーゲームの土台が崩れれば一気に危機に陥る。虚構の上に大きくなりすぎたアメリカという国が、これから作ろうとする世界統一政府にとっては邪魔になってきた。そろそろ弱体化させたほうがいいとダボスのトップは考えているんじゃないかな。

吾狼: アメリカも用済みになって捨てられる、ということですか?

イシ: そうなっているとしか思えないんだよね。今のアメリカ政府がやっていることはどう考えても自暴自棄の自滅路線だもの。
 アメリカが自滅する前に、西欧諸国がつぶれるだろうけどね。西欧諸国の政界トップが軒並みダボスのメンバーだからね。まずは自国を崩壊させる路線に舵を切る。
 ダボスのトップには、国家という概念がないんだよね。ユダヤ系の人間が中枢を占めていると思うけれど、彼らは長いこと流浪の民だったし、ホロコーストのような惨事も何度も経験してきている。民族紛争は武器を消費させる経済手段であり、かつ、特定の地域の資源や人口をコントロールする力学的手段として考えている。
 イスラエルはユダヤ民族にとって念願の祖国だといわれているけれど、今はもう、地政学的にあの場所を利用して紛争を起こしたり他国を牽制したり焚きつけたりという戦略拠点としてとらえているんじゃないかな。遺伝子注射もまっ先に実験場として使った感じだし。
 ダボスのトップ、あるいはその裏にいる支配層の頂点の連中にとって、いわゆる民族意識というのは薄いと思うよ。ユダヤ民族だからどうのこうのというのではなくて、人類を管理するだけの能力を持つ人材がユダヤ人に集中している、という結果論的なとらえ方じゃないかな。

幽大: であれば、自分の血を引く子供でも、出来の悪いのは切り捨てるのか?

イシ: そうでしょうね。ダメな血を排除していくという優生学的な割り切りができる連中でしょうから。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━
人類を養殖している生物がいる
『人類を養殖している生物がいる』Kindle版 180円


書籍版もあります(1408円)
━━━━━━━━━
用務員・杜用治さんのノート
カタカムナから量子論、宗教哲学、情報戦争まで、現代社会の謎と真相を楽しみながら考える、まったく新しいタイプの文章エンターテインメント  用務員・杜用治さんのノート』 Amazonで購入で買えます



━━━━━━━━━

ウソとストレスだらけの世界を離れて、こんな学校を訪ねてみよう! 森水学園第三分校

森水学園第三分校

━━━━━━━━━
『新釈・クレムナの予言 タラビッチが見た2025年』
最後はプーチンやヌーランドも登場する? 19世紀から現代人へのメッセージ
Amazonで購入で見てみる⇒こちら
解説ページ(試し読み)は⇒こちら


━━━━━━━━━
重曹とかいろいろ

━━━━━━━━━
ビタミンD3サプリ
免疫系を正常に保つのに効果があると複数の医師が薦めているビタミンD3。
Amazonで購入で2830円。8円/粒 だったものが円安で高騰中(2022/10/18時点では3499円。10円/粒)  ⇒こちら


マグネシウムサプリ
━━━━━━━━━
Facebook   Twitter   LINE

ぷちサミ(23)シュワブ、ゲイツ、ハラリの人物像2023/03/09 21:57

2023/03/07の2

シュワブ、ゲイツ、ハラリの人物像

イシ: 私が興味を抱くのは、WEFの中のヒエラルヒーです。ただの駒として取り込まれる日本の政治家みたいなのが最底辺にいて、上のほうには会長のシュワブとか特別待遇のビル・ゲイツとかアドバイザーのユヴァル・ノア・ハラリとか。
中央がWEFのアドバイザーになっているユヴァル・ノア・ハラリ。右がビル・ゲイツ
WeLiveInAMadWorldより)

 シュワブは今月末には85歳になるけれど、彼はロスチャイルド家、ロックフェラー家などと直接血縁関係はなさそうだよね。

吾狼: ないと思います。彼の経歴は不明な部分が多いんですが、僕が把握しているところでは、父親はオイゲン・ヴィルヘルム・シュワブ(Eugen Wilhelm Schwab )という人で、エッシャー・ヴァイスというスイスの技術系、建設系の大企業の工場長をやっていたようです。その工場はドイツのラベンスブルグというスイス国境に近い町にあって、クラウスは一時期スイスの小学校に通っています。

幽大: さすがだな。吾狼くんはそんなことまで調べているのか。

吾狼: はい。シュワブの出自に謎が多いので、謎解きをしないわけにはいかないですよ。
 父親についてはオイゲン・シュワブではなく、ハンク・R・シュワブというドイツ系ユダヤ人ではないかなどという人もいます。ハンク・シュワブはホロコーストを生き延びた後、アメリカに渡って成功するんですが、98歳まで生きて、死ぬ前に自叙伝を書いているんですね。そこには、自分は1914年にフランクフルトで生まれ、家系は15世紀まで遡れて、先祖の中にはロスチャイルド家の5人の創始者の父親であるマイヤー・アムシェル・ロスチャイルドの父がいる、と書いてます。
 でも、それは無理矢理クラウス・シュワブとロスチャイルド家を結びつけようとしているようにも思えますし、なんの根拠もないんですね。
 で、通説通り、父親がオイゲン・シュワブという人物だとして、母親はエマという名前のユダヤ人ですが、父親はすぐに離婚しています。しかし、クラウスはその継母であるエリカ・エプレヒトのことを「母」と呼んでいます。エリカはユダヤ系ではなくアーリア系白人だそうです。
 とにかく謎が多くて、よく分からない人物ですね。

幽大: そういうよく分からん(やから)が、なんで今、世界を牛耳るような組織のトップにいるんだ?

吾狼: はい。クラウスは秀才で、1958年から1966年、スイスにいた8年間であらゆる学位を習得してしまい、その後はチューリッヒのエッシャー・ヴァイス社で働いたり、フランクフルトの機械・プラントエンジニアリング協会のCEO補佐を務めていたんですが、その後、修士号獲得のためにアメリカに渡って、ヘンリー・キッシンジャーやケネス・ガルブレイスとの関係を作りました。
 キッシンジャーには特に可愛がられたようですね。それを足場としてアメリカ国内のみならず、世界的に人脈を広げていきます。
 ロスチャイルド家など、大富豪との関係もそのときに強まったんでしょう。
 30歳でスイスに帰国すると、チューリッヒのエッシャー・ヴァイス社の役員に就任するんですが、突然、すべてを捨てて、1971年1月に世界経済フォーラムを立ち上げました。何があったんでしょうね。

イシ: その時点でロスチャイルド家などとの関係はすでに築かれていたんだろうね。彼はもともと裕福な家で育ってはいるけれど、ロスチャイルドの血とは直接の関係がなさそうだから、あくまでも才覚を見込まれたんだろう。
 ビル・ゲイツもそんな感じだよね。彼の場合は金儲けの才覚もさることながら、すでに持っていた莫大な財力と、世界を征服したコンピュータ企業の創始者という点が大きいね。人をコントロールするのにインターネットとコンピュータは欠かせないから。

幽大: ゲイツはイシコフさんと同世代くらいかな?

イシ: ええ、1955年生まれですから今67歳ですね。

幽大: 千代の富士や江川と同じか。

イシ: そうですそうです。シュワブに比べれば若いですが、まあ、老人ですかね。
 ちなみにハラリはまだ47歳ですね。
 彼らに共通しているのは、権力の世襲にはそれほどこだわっていないところでしょうか。
 ゲイツには二人の娘と一人の息子がいるけれど、あまり表には出てきていないのかな。

吾狼: ゲイツの結婚は38歳のときでしたから、長女が1996年生まれでまだ26歳。長男が1999年生まれで、今23歳。次女は2002年生まれでまだ20歳ですから、社会の表舞台で活躍するような年齢に達していないということでしょうか。

幽大:  離婚のときは結構騒がれたがなあ。かみさんが耐えられなくなったからだとかなんとか。

吾狼: 結婚当初からいろいろ問題を抱えていたようですね。ゲイツは5歳年上のアン・ウィンブラッドというIT会社を経営する切れ者女性にぞっこんで、メリンダとの結婚の際も相談したそうですよ。
 結婚後もウィンブラッドさんとは毎年長期休暇をとって旅行にいっていたそうです。
 それだけならまだしも、大富豪として成功した後は、ジェフリー・エプスタインとの親交を通して、ノルウェーのノーベル平和賞財団に平和賞受賞を働きかけていました。
 そのエプスタインは児童買春や少女人身売買で逮捕され、獄中で自殺したことになっています。なっているというのは、謀殺説が有力だからなんですが、……その真相は別として、とにかくトンデモな人物ですね。マフィアとの非合法ビジネスもしていたそうです。
 エプスタインの別荘にはビル・クリントンが若い女性を連れて自家用機で何度も訪ねているほか、トランプやイギリスのアンドルー王子らとも交友があったことで、逮捕、自殺後はいろいろなスキャンダルが囁かれました。

エプスタインが所有していたアメリカ領バージン諸島のリトル・セント・ジェームズ島↑ エプスタインはここにも多数の少女を連れ込み、性的虐待をしていた。各国のセレブたちも客として訪れていた。ビル・クリントンはエプスタインの自家用ジェットに20回以上乗っていることが分かっている

イシ: ゲイツも、エプスタインの影響を受けてかどうか知らないけれど、会社や財団の女性社員、職員に何度も性的暴行まがいのことをしていたというスキャンダルがあるね。
 妻のメリンダも当然そういう彼の正体は知っていただろうから、子供が成人するのを見計らって離婚を申し出た、というのがもっぱらの見立てだね。
 ゲイツのようなタイプも、子孫に自分の権力を引き継がせようというような欲は薄いんじゃないかな。
 シュワブはどうなんだろうね。さすがにもう歳だから長くはないと思うけど、子供はいたんだっけ? 吾狼さん、知ってる?

吾狼: はい。二人いるみたいですね。ニコルとオリビエという姉弟です。姉のニコルは、世界銀行、ボリビア保健省の保健セクター改革プロジェクトなどに従事した後、2004年にWEFのヤング・グローバル・リーダーズ・フォーラムの創設ディレクターに就任。2009年には職場における男女平等参画のためのEDGE認定財団の共同創設者および社長に就任してます。
 弟のオリビエはマサチューセッツ工科大学を卒業している技術関係の専門家。中国人と結婚し、2012年から2015年まで北京のWEF中国オフィスのエグゼクティブディレクターをした後、現在はWEFのテクノロジー関連の統括責任者みたいな立場にいるようですね。

イシ: なるほど。まあ、順当に世襲という感じではあるね。
 ハラリはゲイだということを公表しているし、実際、イツィク・ヤハフ(Itzik Yahav)という男性と結婚生活を送っている。彼は自分の才能というか、自分の脳だけを信じていて、子孫に何かを託そうという発想はなさそうだな。
 ただ、そういう彼の個性と論理性が、グローバリストたちには利用しやすいんだろうね。

吾狼: ハラリはどんどん変化しているように思います。最初は純粋に人類史を分析し、人間とはどういう生き物なのか、社会はどのように動いていくのかという学問的というか、理論構築に専念していたのが、どんどんWEFとの関係を強めていって、今ではWEFのプランナーみたいな感じでしょう?

イシ: そうだね。ハラリとしては、自分は変わっていない。現実を冷静に見つめ、分析し、理論を述べているだけだと言うかもしれないけれど、グローバリストたちは、その理論にのっとって人間をコントロールすることで自分たちが仕切る世界を造れると思っている。ハラリもそれに引き寄せられて、発言内容がただの分析にとどまらず、未来図を示す方向に傾いているね。

幽大: 学者から軍師、あるいは予想屋になってきたか。

吾狼: とにかく、超がつくリアリストですよね。感情がない、とでもいうか。

幽大: 余輩は何度か彼のインタビューやスピーチを動画で見ただけだが、ムキになって持論を力説するようなところに子供っぽさを感じたな。将棋の藤井くんのほうが大人っぽい。

イシ: ハラリの理論は明解なだけに、すでにAIが吸収し尽くしていると思うんですよ。将棋ソフトが過去の名人たちの棋譜をすべてデータとして読み込んでいるように。

幽大: となると、ハラリの脳が老化してきたときはすでにコンピュータにはかなわないから、用済みとなりそうだな。

イシ: 頭脳としてはそうかもしれないですが、広告塔というか、プロパガンダのキャラクター的な利用はされるでしょう。

幽大: なるほど。もっと人間にしか楽しめないことに情熱と時間を使えばいいものを……悲しい人生だな。

イシ: まあ、人の幸福感のことは分かりませんけどね。彼は彼なりに楽しんでいるんじゃないですか。
↑ハラリがTEDで語った内容の一部。多くの一般人は不要となる未来世界について詳細な分析をしている

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
人類を養殖している生物がいる
『人類を養殖している生物がいる』Kindle版 180円


書籍版もあります(1408円)
━━━━━━━━━
用務員・杜用治さんのノート
カタカムナから量子論、宗教哲学、情報戦争まで、現代社会の謎と真相を楽しみながら考える、まったく新しいタイプの文章エンターテインメント  用務員・杜用治さんのノート』 Amazonで購入で買えます



━━━━━━━━━

ウソとストレスだらけの世界を離れて、こんな学校を訪ねてみよう! 森水学園第三分校

森水学園第三分校

━━━━━━━━━
『新釈・クレムナの予言 タラビッチが見た2025年』
最後はプーチンやヌーランドも登場する? 19世紀から現代人へのメッセージ
Amazonで購入で見てみる⇒こちら
解説ページ(試し読み)は⇒こちら


━━━━━━━━━
重曹とかいろいろ

━━━━━━━━━
ビタミンD3サプリ
免疫系を正常に保つのに効果があると複数の医師が薦めているビタミンD3。
Amazonで購入で2830円。8円/粒 だったものが円安で高騰中(2022/10/18時点では3499円。10円/粒)  ⇒こちら


マグネシウムサプリ
━━━━━━━━━
Facebook   Twitter   LINE

ぷちサミ(22)ダボスの思考回路(1)2023/03/09 21:52

2023/03/07の1

WEFにとってはアメリカも捨て駒の1つか

吾狼: さて、前回は2月17日でしたから、ひと月も経たないうちに続編ですね。
 ようやく少し暖かくなってきましたが、今年は花粉症がひどくて泣いてます。幽大さんには笑われそうですが。

幽大: ……。

吾狼: あれ? 幽大さんも花粉症ですか?

幽大: うむ……まあ……歳を取ればいろいろあるわな。わしらの世代は子どもの頃にいっぱい毒を食わされたでな。そういうののツケが歳を取ってから出るのかもしれんな。風邪はひかんのだが、この季節になると、ちと鼻水が……な……。

イシ: 私もお仲間ですよ。気が合う3人ということで、さて、今日は何から行きましょうか。私としてはやはり、アメリカの自暴自棄ぶりが気になってます。このまま行くと、とにかく取り返しのつかない事態になりそうで。

幽大: 核が使われるというようなことかな?

イシ: そうですね。核を使うかどうかは別にしても、とにかくアメリカが没落していくことはもはや避けられないでしょう。
 ウクライナ紛争がこのままロシアの制圧で終結しても、アメリカとNATOが核を使うような断末魔状況を見せた上で自滅するとしても、その後の世界ではもはやアメリカの覇権主義は成立しません。
 アメリカに従った西欧諸国の政府首脳らは国民の信頼を完全に失い、失脚するでしょう。

吾狼: つまり、アメリカの失墜は計算済みということですよね? 捨て駒にされることが決まっていると。

幽大: そうだとして、誰による計算なのか、だな。ダボスの連中ということになるかね。

吾狼: そうでしょうね。その上というか裏というか、見えない場所にもっとラスボスみたいなのがいるとは思いますが。ロスチャイルド家とか……。

イシ: 連中は国家というものを基本的に認めていないと思うんだよね。彼らが目指すのは、すべての人類をコントロールできる中央政府だから。
 いや、政府というイメージですらないかな。もっと小規模なエリート会議みたいなもの。司法とか立法といった概念ももはやなくて、面倒な仕組みを取り払い、効率的に世界をコントロールするシステム。

幽大: 連中は一体何をしたいんだ?

イシ: 私もそれを最近ではよく考えるんです。昔からある覇権主義というのとも違うと思うんですよね。もっとゲーム感覚に近いというか……。

吾狼: そうそう! まさにゲームなんじゃないですか? ビル・ゲイツなんて、そもそもがOSのライセンス買収で詐欺師的な才能を発揮して成功を収めたことが人生ゲームのスタートだったわけで、そういう人物が世界を動かせるほどの富を得ると、人生というよりも、この世界全体がゲームのように見えるんでしょう。

イシ: そうだね。世界全体をゲームととらえているゲーマーにとっては、国家なんてものも駒にすぎない。ましてや個々の人間なんて、石油や地下資源、食料と同じで、ゲームを進めるための資材というか、データ……ただの数字なんだろうね。

吾狼: 数字ならコンピュータが扱えますからね。感情移入する必要もない。

イシ: ゲームを効率的に進めるためには、今の世界人口は多すぎるから減らしたほうがいい。
 今の技術やインフラを最も効率的に運用していく社会システムにとって、必要な人材は残すが、ただ資源を消費するだけの人間はいらない。
 生かしておく人材は一定の知的レベルをクリアしなければいけないが、同時に、上からの指令に忠実に従う性質を持っていなければならない。

幽大: そんな世界のどこが楽しいのか。連中は自分の人生をどう考えておるんだ? 自分たちの思い通りに駒が動き、世界というゲームが進む。それで満足できるのか? だとしたら相当な愚か者ではないか。

イシ: やはり一種の病理なんでしょう。

吾狼: ゲーム感覚で生きてきて、あまりにも桁外れの富と権力を得てしまったことで、中毒症状を起こしているとか?

イシ: そういう連中が多数だとは思うけれど、宗教的なものに突き動かされている者もいるんじゃないかな。

吾狼: 終末論的な世界観というか、信仰心のようなものですか?

イシ: そうだね。世界は一度滅びて、その後の新世界に自分たちは選ばれて生き残り、永遠の命を授かる、みたいな。

幽大: それを神任せではなく、自分たちで積極的に実行しているわけか?

イシ: ええ。それが自分たちのような選ばれた者の使命なのだ、と。

幽大: それはやっかいだな。死んだら終わりではないわけだから。

吾狼: 中には、科学技術を神のように信仰している者もいるんじゃないですか。肉体は老化して滅びるけれど、自分の脳の中身をデータ化してデジタル世界に遺すことによって永遠の命が得られる、みたいな。

イシ: あるかもしれないね。まさにメタバースかな。

幽大: う~む。どうにも理解できんな。そんな世界で永遠に生きるなんぞ、地獄だろうに。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━
人類を養殖している生物がいる
『人類を養殖している生物がいる』Kindle版 180円


書籍版もあります(1408円)
━━━━━━━━━
用務員・杜用治さんのノート
カタカムナから量子論、宗教哲学、情報戦争まで、現代社会の謎と真相を楽しみながら考える、まったく新しいタイプの文章エンターテインメント  用務員・杜用治さんのノート』 Amazonで購入で買えます



━━━━━━━━━

ウソとストレスだらけの世界を離れて、こんな学校を訪ねてみよう! 森水学園第三分校

森水学園第三分校

━━━━━━━━━
『新釈・クレムナの予言 タラビッチが見た2025年』
最後はプーチンやヌーランドも登場する? 19世紀から現代人へのメッセージ
Amazonで購入で見てみる⇒こちら
解説ページ(試し読み)は⇒こちら


━━━━━━━━━
重曹とかいろいろ

━━━━━━━━━
ビタミンD3サプリ
免疫系を正常に保つのに効果があると複数の医師が薦めているビタミンD3。
Amazonで購入で2830円。8円/粒 だったものが円安で高騰中(2022/10/18時点では3499円。10円/粒)  ⇒こちら


マグネシウムサプリ
━━━━━━━━━
Facebook   Twitter   LINE

ぷちサミ(21)突然始まった昆虫食プロパガンダ2023/02/19 14:57

すでにテレビでは昆虫食プロパガンダ祭り

2023/02/17の3

ワクチン詐欺は酸化グラフェン注入が本命だった?

吾狼: トルコ・シリア地震が人工地震かどうかは分かりませんが、他国への攻撃の仕方が、従来のような武力攻撃から、生物化学兵器や気象兵器を使ったものに代わってきたのは確かだと思いますね。それだと、攻撃した者の正体が分からないこともあるし、そもそも攻撃されたのかどうかも分からないでしょ。やられても気づきにくいし、気づいても報復しにくい。

幽大: それは確かじゃろうな。新コロ騒ぎはまさにそれじゃったな。

イシ: あれは国同士の戦争というのでもないですしね。言ってみれば、WEFと全世界の一般人たちとの戦争……いや、やられる側が一方的にやられたという点では地球規模の詐欺犯罪ですかね。

吾狼: しかも今のところ犯罪者たちが裁かれることもなさそうです。連中は完全に開き直ってますもんね。自分たち以外は全員馬鹿だからいくらでも騙せるし、家畜をコントロールするのは飼育する者としては当然のことだと思っているんでしょう。
ワクチン接種の普及に成功した2つの国の例は興味深い。
どちらの国も、国民に科学的な理解をさせることは「まったく」しなかった(not at all)
まずはブータン。ブータンでは国民にワクチンを接種させるための入念な準備をした。国として、国民としてこれは必要なことなんだと訴え、宗教組織にも協力してもらい、素晴らしい成功を収めた。科学的説明は一切しなかった。
私が知るもう一例はポルトガルだ。
ポルトガルでは我々は陸軍の退役将軍にワクチンキャンペーンを依頼した。
その元将軍は、国民を自分の軍隊のように扱い、「これは愛国心を持って戦う戦争なのだ」と宣言した。
その結果、ポルトガルは世界一というわけではないにしても、ヨーロッパでもトップクラスの接種率になった。
つまり、摂取率を上げるのに科学は必要ない。これは覚えておきましょう。
(ダボス会議での欧州研究評議会(ERC)のマリア・レプチン会長の発言)

幽大: 新コロ詐欺は世界的にはもう下火というか、さすがに瞞される者のほうが少なくなってきているんじゃないか?

吾狼: 残念ながら日本だけはまだまだそうではないですね。

幽大: しかし、3回、4回と打ちまくっても平気な者も大勢いるようじゃな。あれはやはり当たり外れがあるということかね?

吾狼: そうですね。ただ、今は平気でも、これから先にどうなるかは分かりませんよ。1回目、2回目はmRNAが壊れていたり、薄まっていたり、最初からほとんど生理食塩水みたいなものもかなりあったらしいんですが、それも計算済みで、実は、mRNAを包み込んでいるナノパーティクルを注入するほうが主目的だったんじゃないか、なんていう説もありますからね。酸化グラフェンと電磁波コントロール説とでもいうか……。

幽大: なんじゃそれは?

吾狼: アレを打った人の身体が磁力を帯びて金属がくっつくとか、Bluetoothが反応するとか、いろんな話が飛び交いましたでしょ。その原因を作っているのが、あの注射液に含まれている酸化グラフェンだというんですよ。

幽大: 酸化グラフェン?

吾狼: 酸化グラフェンは、元々は工業材料として重宝されていたものです。
 最近では電池の材料や、抗菌・抗ウイルス性を持つコーティング、潤滑剤、水質浄化、触媒……そういういろんな用途での研究・開発が進んでいるそうです。分散性、導電性が高く、母体となる材料に少量添加するだけで、その母体材料の中で酸化グラフェンネットワークみたいなものが作られて、さまざまな機能を発揮するというんですね。しかもチタンの4000倍の強度があるとかで、壊れない。
 新コロワクチンにも使われています。新コロワクチンのmRNAは非常に不安定ですぐに壊れてしまうので、それをポリエチレングリコールなどのナノ脂質と呼ばれているもので包み込んで守っているんですが、そこに酸化グラフェンを添加することでさらに強化できるんです。
 この酸化グラフェンは電磁波に反応する。そういうことから、これは人体を5Gや6Gなどの強力な電磁波でコントロールするための下準備だというわけです。

幽大: う~む、にわかには信じがたい話じゃがなあ。

コオロギと酸化グラフェン

イシ: 私も当初はさすがにトンデモな話かとも思っていたんですが、よく考えてみると、理にかなっているというか、ダボスの連中が考えそうなことですよね。
 世界人口を減らすだけでは世界統一政府を作れるわけじゃない。生き残った人間が統一政府の言うことを素直に聞いて黙々と働いてくれないと困るわけです。
 自動運転のクルマのように、人間がコンピュータ制御で動く、というか、動かされるコントロールする側の人間はごく少数のエリートたちで、それ以外の人間は従順な労働力。連中はそういう社会を目指しているわけです。
 最近突然、世界中で昆虫食、特にコオロギ食品のプロパガンダが始まったのも、そのためだと。

幽大: どうもよく分からんな。人間がコンピュータによって動かされることとコオロギがどういう関係にあるんだ?

吾狼: コオロギの脚の成分は、人間の体内に取り込まれると酸化グラフェンを作り出すという研究があるらしいんですよ。
 新コロワクチンのときも、この酸化グラフェンが原因で人体が電磁波を受信するようになるとか、ナノ粒子は体内に埋め込むチップみたいなものだとか、いろんな噂が飛んでいたわけですが、その話と組み合わせると、すでに新コロワクチンで体内に酸化グラフェンを取り込んでいる人たちのブースターとしてコオロギ食を与えようとしているんじゃないか、というわけですね。
 体外に排出されて減っていく酸化グラフェンを補わせるために、今度は注射ではなく食べ物で取り込ませようとしている、と。

幽大: ほとんどSFの世界だな。

吾狼: はい。トンデモ陰謀論として笑われています。でも、化学物質が人間の身体の特性を変えていくことは確かなわけで、まったくのトンデモ話とも言いきれないかな、と思うんですよね。
 NTTドコモはすでに「人間拡張」というプロジェクトを進めていくと公言しています。今は家電製品や自動車、家の冷暖房装置などをネットに接続してコントロールすることが実用化されていますが、これを人間の身体そのものでもやるというわけです。ピアノの達人とつながると、誰でもピアノが上手く弾けるとか、そういう説明をしていますが、その前段階として、まずはコンピュータにつないでコンピュータの指示に従う肉体のほうが簡単そうですよね。
 そのためには脳も含めた人間の身体が電磁波でネット接続されている状態が必要なわけで、そのための電源というか受信器の役割を果たすのが酸化グラフェンなんじゃないか、と。
ドコモは人間拡張技術のうち、人間とネットワークをつないで、遠隔で身体の動きを共有するための通信技術とプラットフォームの開発を担っています。データ化した人の動作や感覚を共有するためには、データを出力先のデバイスに合うように変換しなければいけません。そこで、ドコモとして通信だけではなく、我々は基盤とも呼んでいる「プラットフォーム」の開発に着手しました。クラウドにデータをアップロードすることで、データを翻訳できるようになります。
NTT docomo「あなたと常識を変えていく」人間拡張基板 より)

幽大: それはもう人間じゃなくてロボットじゃろ。

吾狼: そうです。支配層以外の人間をみなロボット化するための技術とでもいいますか……。

幽大: う~む、そんなに簡単にいくのかね。
 イシコフさんはどう思う?

イシ: 考え方としてはそういうことなんだろうとは思ってます。
 ペットの犬や猫にマイクロチップを埋め込んで、どこにいるか、飼い主は誰かが分かるようにするというのはだいぶ前から普通に行われていますよね。ダボスの連中は、最終的にはそんな風に自分たち以外の人間をコントロールしたいと思うでしょう。
 ただ、酸化グラフェンにしても、他のナノ粒子にしても、それ自体が犬に埋め込むマイクロチップと同じにはならないと思うんですよ。埋め込んだものを個別に区別しなければいけないわけだけど、注射にしても食べ物にしても、取り込まれるのはランダムだから。
 それで、私が思うには、その個別のマイクロチップの働きをするのがスマホではないかと。

吾狼: あ! なるほど~! 個人をデジタル管理するツールとしてはマイナンバーカードばかり話題になってますが、スマホのほうがはるかに所有率は高いし、中に口座情報などあらゆるデータが入っていますものね。

イシ: スマホは今や全世界のほとんどの人が身につけているし、個別のコードでしっかり把握できる。ただ、体内に埋め込むわけではないから、スマホに何らかの指令を出しても、その持ち主が指令に従って動くわけじゃない。
 でも、体内に入り込んだ酸化グラフェン……あるいは、それ的な物質がアンテナの役割をして、身体の細胞に働きかけるとしたら、スマホに送られてくる指令をスマホが持ち主に伝達して動かすことはできそうだよね。それこそBluetoothとかでも。

吾狼: 凄い! それなら特定のグループや個人だけをターゲットにした指令も送れますね。スマホまでは5Gや6Gで、スマホから持ち主まではBluetoothで。今はBluetoothのイアフォンなどを使っている人が多いし、何も使っていなくてもBluetoothは常時ONにしている人が多いだろうし。圧縮技術で、個別の指令内容を効率的に肉体に伝えることもできそうです。

幽大: 個別の指令で、ということは、ターゲットにした個人を遠隔操作で殺すこともできそうだな。

イシ: そういうことです。遠隔操作で何か行動を起こさせるより、身体に変調を与えて暗殺するほうがずっと簡単でしょうね。急ぐ場合は心臓麻痺で。慎重に、証拠を残さないためには時間をかけて癌とか、内臓疾患とかを起こさせるとか。

吾狼: そのくらいの技術はすでにできているかもしれませんね。
 余談になりますが、スマホで通話しているときの相手の声は、本人の声ではなく、コンピュータが作った合成音声だって知ってますか?

幽大: いや、知らんな。

吾狼: 昔の有線電話は糸電話と同じで、声をそのまま波形として伝えていたんですが、今は違うんですよ。発した声を一旦デジタル信号にして、大量にストックしてある音素片の集まり、コードブックというんですが、そこから必要な音素片を瞬時に探しだして合成し、通話者の声に似せた音声で再生するんです。通信カラオケの仕組みに似ていますね。だから、相手に伝わったときの声は、元の声に似せた合成音声なんです。
 こうした変換技術やデータ圧縮技術の進歩は凄まじいものなので、5G、6Gのような高密度高速回線を通じて送られる指令の内容も複雑なものが可能になるでしょうね。

幽大: コンピュータが合成した声を相手の生の声だと認識する。まったく疑うこともない。同じように、肉体のあらゆる部分、細胞や神経が、コンピュータの指令によって瞞されたり、じわじわと破壊されたりする。怖ろしい話だな。

イシ: 私は、すでにそういう時代になっていると思いますよ。スマホを通じて、人間の思考がどんどん単純化されていますよね。ITのおかげで人は多くのことができるようになったと思っているけれど、実は単純なことをものすごく大量に行っているだけで、人生の質という点では急速な劣化を続けているんじゃないかな。

幽大: その通りじゃな。だから簡単に瞞されるし、洗脳されるし、扇動される。思い通りに動かせる従順で真面目な人間を一定数残したら、あとの面倒な人間は消えてもらう。そういう戦争なんだろう、今は。

吾狼: ということは、この戦争に勝つためには、瞞されない、洗脳されない、思い通りに動かされない、面倒くさい人間として生き延びることですね。

幽大: そうじゃな。わしらのような面倒くさい人間が生き延びないといかんわけだ。余輩はもう長くないから、吾狼くん、後はよろしく頼む。

吾狼: またまた~。そういうご老人がいつの世でもいちばん強いんですってば。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━
人類を養殖している生物がいる
『人類を養殖している生物がいる』Kindle版 180円


書籍版もあります(1408円)
━━━━━━━━━
用務員・杜用治さんのノート
カタカムナから量子論、宗教哲学、情報戦争まで、現代社会の謎と真相を楽しみながら考える、まったく新しいタイプの文章エンターテインメント  用務員・杜用治さんのノート』 Amazonで購入で買えます



━━━━━━━━━

ウソとストレスだらけの世界を離れて、こんな学校を訪ねてみよう! 森水学園第三分校

森水学園第三分校

━━━━━━━━━
『新釈・クレムナの予言 タラビッチが見た2025年』
最後はプーチンやヌーランドも登場する? 19世紀から現代人へのメッセージ
Amazonで購入で見てみる⇒こちら
解説ページ(試し読み)は⇒こちら


━━━━━━━━━
重曹とかいろいろ

━━━━━━━━━
ビタミンD3サプリ
免疫系を正常に保つのに効果があると複数の医師が薦めているビタミンD3。
Amazonで購入で2830円。8円/粒 だったものが円安で高騰中(2022/10/18時点では3499円。10円/粒)  ⇒こちら


マグネシウムサプリ
━━━━━━━━━
Facebook   Twitter   LINE

ぷちサミ(15)正気を保つための「多次元世界観」2023/02/15 20:29

第5回 2022/10/25 の1

肉体と精神は徐々に分離されていく?

吾狼: みなさんしばしのご無沙汰でした。今日は2022年10月25日。前回のぷちサミから半月ほど経過しましたが、日本は、というか、世界はまだギリギリなんとかなってるようですね。

イシ: 1ドル150円突破だの、ドル売り・円買い介入がすでに8兆円を超えただの、ウクライナとルーマニアの国境に米軍最強といわれる第101空挺師団が派遣されただの、怖ろしい話はいろいろ出ているけれどね。ヨーロッパの混乱ぶりは日本ではほとんど報道されてないし、まだまだ日本国民は呑気だよね。

吾狼: ですよねえ。なんか、欧米の人たちは開き直り始めたんじゃないかとさえ感じますね。正気を保つためには意地でも今まで通りの生活を取り戻すんだ、と。
 それでですね……ぼくとしてはお先まっ暗な話にかなり疲れてしまいまして、前回の最後に幽大さんがおっしゃっていた「いかにして自分の肉体からうまく離れて、元いた場所に戻っていけるか」という話が気になってるんですが、今回はそっち方向の雑談でもいいですか?

イシ: おお、いいねえ。私ももうほとほと疲れてきた、というか、飽き飽きしてきたところだったんだよね。我々がここでいくら現状分析的な話をしても、世の中が変わるわけじゃない。私の周辺でも、このサイトを覗いて「おもしろいお話ですねえ」なんて言っている人が、翌日シラッと「4回目を打ちました」なんてSNSに書き込んでいるのを見ると、クラクラしてくるもの。
 幽大さん、どうですか? あの話をしていただけませんか?

幽大: うん、まあ……疲れそうじゃが、そう言われてしまうと断れんわな。ただ、きみたちが面白いと思うかどうかは分からんよ。

吾狼: そうもったいぶらずにお願いします。

幽大: それなら、まあ……。
 まずだな。余輩はこの中ではいちばん年寄りなわけだわな。日本人の平均寿命とやらはもう生き抜いたが、今のところ大きな病を患っておるとかいうこともなさそうだ。まぁ、検査もしておらんので分からんがな。
 しかし、日々、自分の精神と肉体が少しずつ分離していくような気がしておる。簡単にいえば、自分の身体が重荷になっているというか、身体を操ることにいちいち神経を使い、気合いを入れなければならんのだな。

吾狼: はい。でもそれは歳を取ればみんなそうなんじゃないですか。ぼくはいちばん若いですけど、すでにそういう気分はよく分かりますよ。今までは意識せずに簡単にできていたことができなくなってくる。生き物としての宿命ですよね。

幽大: まあ、そうなんじゃが、余輩が言いたいのは、単に肉体が思うように動かせないというだけではなくてだな、なんというか、自分の存在はこの肉体とは基本的に関係のない場所に所属していたんではないか、という感覚だな。
 肉体はたまたま与えられた乗り物。言ってみれば、レンタカーのようなもの。レンタカー屋で「小型車ですね? ではこれに乗ってください」とたまたま割り振られたような……その程度のものではないか……と。
 ただ、肉体というのは脳も含まれるじゃろ。人間は脳を使って思考し、行動する。ということは、生まれたときにたまたま与えられた乗り物である肉体が、現世では一人一人の個性になるわけだ。脳の持っている能力以上のことは思考できないし、行動にも移せない。
 だから、若いときは脳を含めた肉体が自分であると信じている。

イシ: いわゆる唯物論的世界観ですね。

幽大: まあ定義はなんでもよいわ。脳が認識し、思考する世界がすべてだと、多くの者たちは信じておる。その感覚が、歳を取ると緩んでくる、とでもいうのかな。
 脳とは切り離された精神というか、魂というか、そういうものをいやが上にも感じるようになる。これが完全に分離していったときが肉体の死なんだろうと。

吾狼: 霊肉二元論ですね。

幽大: まあ、どうとでも言いたまえ。平凡でつまらん話だと思うならもうやめるが?

吾狼: イシ: いえいえ! 続けてください!

幽大: 霊魂と肉体という話で終わるなら、余輩もつまらんと思うさ。そこで、惚けてきたこの頭……まあ、これは「脳」だろうが……で精一杯考えたんだわな。
 余輩が見ているこの世界が肉体を通して認識している世界なら、現世は個々の肉体と紐づけされた存在なのではないか、とな。
 ということは、吾狼くんやイシコフさんが見ている世界も、同じようにそれぞれの肉体と紐づけされておる。それは同じものではないのではないか。3人いれば、3つの世界が存在している。100人なら100個の世界が存在している。その複数の世界が重なり合っているのが現世なのではないか、と。
 ……ああ~、余輩が言いたいことは、伝わっておるかな?

イシ: はい。分かります。すごくよく分かります。
 実は私も同じように考えているんですよ。
 私たちが見ている世界……幽大さんは「現世」とおっしゃっていますが、現世というものは単一の物質世界ではなく、個々の意識の「認識」にすぎないんじゃないか、と。
 もっと分かりやすく言えば、3D映像のようなもので、世界の「実体」ではない。
 3D映画を見ているとき、映像も音声もあるから、視覚と聴覚でそこにあたかも別の世界が存在しているかのような疑似体験ができるわけです。現世も同じなのではないか、と思うんです。
 3D映画と違って、視覚と聴覚だけでなく、手で触れて触感を得られることで、その世界がカチッとした「もの」として実在していると錯覚しているけれど、それは3D映画に触覚が加わった程度のもので、私たちが唯一絶対の世界だと信じている物理世界もまた、「世界」の実体、あるいは「世界全体」ではないんじゃないか。
 ということは、物理世界は一つではなく、脳が認識する数だけある。その膨大な数の世界が幾通りにも重なり合う世界がまたある。人間の脳にはなかなか理解できないような、いわば無限の多重構造になっているんじゃないか……と。

幽大: おお、分かってくれるか。なかなか言葉で説明するのは難しいんじゃがな。そういうことだ。

吾狼: それって、今のような時代を生き抜くためのテクニックにもなりそうですね。自分が見ている世界はいわば幻想というか、自分にしか見えていない映像のようなものなわけでしょう? その世界がどんなに理不尽でひどい世界でも、ゾンビ映画を見せられているようなものだと思えばいいわけですよね。実は世界の本質はもっと多次元、複層的なもので、自分も最後はその巨大な世界に戻っていく……みたいなイメージで生きていれば、腹の立つことやストレスの溜まることも、「まあ、これも所詮は俺だけが見ている出来の悪いゾンビ映画の世界のことだし」と思って、突き放せるかもしれませんね。

幽大: そういうことじゃな。
 吾狼くんはまだ若いから、そういう考え方、使い方でいいだろうな。余輩のような老いぼれは、目の前の最大関心事は生きること以上に「死ぬこと」なんでな。ズルい使い方じゃが、死への恐怖を薄れさせるための思考ともいえるわな。
 死は壊れたレンタカーを返却するようなものだ。壊れたクルマはそのまま廃車となるじゃろうが、そのことを必要以上に恐れたり悲しんだりすることはない。たかが乗り物なのだから。
 レンタカーから降りると、そこは今までクルマの窓ガラスを通して見ていた世界とはまったく違う、本当の世界に浮かんでいる……そんな感じかな。
 問題は、レンタカーの「返却」をいかにうまくやってのけるかということだな。
 返却……つまり、今まで使っていた肉体との分離がすんなりといかなければ、苦しい思いをする。それは避けたいわな。
 きれいに、楽に分離したい。
 今は、その準備をしようとしておる。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
人類を養殖している生物がいる
『人類を養殖している生物がいる』Kindle版 180円


書籍版もあります(1408円)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
用務員・杜用治さんのノート
カタカムナから量子論、宗教哲学、情報戦争まで、現代社会の謎と真相を楽しみながら考える、まったく新しいタイプの文章エンターテインメント  用務員・杜用治さんのノート』 Amazonで購入で買えます



━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ウソとストレスだらけの世界を離れて、こんな学校を訪ねてみよう! 森水学園第三分校

森水学園第三分校

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『新釈・クレムナの予言 タラビッチが見た2025年』
最後はプーチンやヌーランドも登場する? 19世紀から現代人へのメッセージ
Amazonで購入で見てみる⇒こちら
解説ページ(試し読み)は⇒こちら


━━━━━━━━━━━━━━━━━━
重曹とかいろいろ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ビタミンD3サプリ
免疫系を正常に保つのに効果があると複数の医師が薦めているビタミンD3。
Amazonで購入で2830円。8円/粒 だったものが円安で高騰中(2022/10/18時点では3499円。10円/粒)  ⇒こちら


マグネシウムサプリ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Facebook   Twitter   LINE

ぷちサミ(11)世界人口は激減するが人類は生き延びる?2023/02/15 20:10

第3回 2022/08/08 の4

核戦争さえ避けられれば人類は生き延びる?

幽大: 余輩はもうすぐ死ぬが、イシコフさんが言うように、人類はまだしばらくは絶滅はせんと思う。免疫の破壊や水質汚染、環境破壊によって病死は増えるし、餓死や栄養失調での死も増えるから、今までのような社会を維持するのは難しいだろうが、それでも生き残る者はいる。生き残った者たちは、少なくとも遺伝子的、生物学的には強い者たちだろう。劣化した環境に適応したわけだからな。

吾狼: ぼくなんかはさっさと脱落しますね。

幽大: いやいや、吾狼くんは結構しぶとそうだ。運動神経はなさそうだが、体力はそこそこありそうだし、小柄だからエネルギーもあまり使わんだろ。小太りで小柄でそこそこ出歩いているような人間は強そうだ。基本消費エネルギーは低めで、体内にある程度脂肪も蓄えているから餓死しづらい。あちこち出歩いていろんなバクテリアやウイルスにも接しているから自然免疫もついている。ある意味、新時代の理想形なんじゃないかね。

吾狼: でも、食糧不足でインフラも維持できない社会に天変地異も襲ってくるわけでしょ。そんな世の中で苦しみながら生き抜くよりは、一瞬で死んじゃうほうが楽です。

幽大: それなら、核爆弾で蒸発するような死に方がお望みなのかな?

イシ: 冗談ではなく、核兵器が使われたりすれば、環境もろとも吹っ飛びますから、生き残りも何もないですよね。攻撃するほうは中途半端にやっても報復されるから、一気に国を丸ごと吹っ飛ばすくらいの無茶なやり方をするかもしれない。核ミサイルのボタンを押す人間はすでに頭がマトモじゃなくなっているから、何をするか分かりませんしね。

吾狼: そういう可能性もゼロではないと?

イシ: ゼロではないだろうけど、多分そうはならないでしょう。今考えられている次の戦場は中国で、敵対するのは台湾、日本、韓国というのがペロシやヌーランドを使って戦争を仕掛けようとする一部の連中でしょうけれど、中国は標的として大きすぎる。しかも台湾も日本も本気で中国と戦争をしようなんて思ってない。

吾狼: 台湾は特にそうですよね。台湾の財閥や企業は中国と深くつながっているし、中国と戦おうなんて思ってない。間違ってもネオナチに乗っ取られたウクライナ政府みたいなことにはならないですよね。

幽大: 蔡英文総統は(はっか)の血筋で中国共産党とも近い血族だし、最終的には中国の一部に収まってもいいと思っているんではないかな。

イシ: ええ。今だって独立国としては世界的には認められていないわけで、最終的には中国に吸収されつつも、特別区のような形で様々な特権を与えられるような状態をゴールとして設定していると思います。今はまだそんなことは口にしませんが。
 どうしても中国共産党の下に入るのは嫌だという人たちはアメリカ西海岸に移住するんじゃないかな。すでに親戚がアメリカ国籍を取っているというケースも多いそうだしね。アメリカとしても、台湾の優秀な人材が流入してくることで損をすることはない。

幽大: そうなると、ますます台湾と中国が本格的に武力でぶつかって、そこに日本や韓国が巻き込まれるという図式は難しいじゃろ。

イシ: そう思います。ですから、今の段階では、日本はやはり、病死の急増、食糧難、インフラ崩壊で急速に弱っていく、という近未来図のほうがはっきり見えてきますよね。

幽大: 苦しそうだな、それは。人はバタバタ死ぬだろうな。

イシ: バタバタというよりは、じわじわ、ですかねえ。どこかで加速度が一気に上がるポイントが訪れるかもしれませんが。

吾狼: 新コロワクチンの時限爆弾がどのへんから爆発し始めるか、ですね。免疫が落ちてしまった人たちがじわじわと病死していく。でも、そうなっても国は、経済の悪化が、とか、エネルギー危機が、とか、別の要因からだと説明する。外から食糧やエネルギー資源が入ってこなくなったのは中国やロシアのせいだ、などと言って国民を扇動する。

幽大: そうなることはかなりはっきりしているから、そのときに日本人がどれだけ冷静さを保っていられるかが問題だわな。

イシ: その通りです。80年前に鬼畜米英と焚きつけられたときのように鬼畜中露なんてことになると、事態はさらに悪化するだけですから。今の政府から少しでも危険な連中、特に日本版のヌーランド、ペロシのような連中を減らしていくことができればいいんですが、難しいでしょうね。

吾狼: 旧統一協会との結びつきが連日報道されていて、今までとは少し違う流れも出てきそうですけどね。

幽大: 統一協会と結びついている政治家というのは、政治信条がどうのというより、ただ単に選挙で票がほしいとか、党の上層部から言われるままに動いた結果ああなっている、というのが多いんじゃないのか。

イシ: そうでしょうね。そういう中身のない連中だけでも追いだしていければいいんですが。

吾狼: それでも残ったのが本当にヤバいやつ、ってことで、分かりやすくなりますからね。
 日本版のヌーランド、ペロシみたいなのとか。

イシ: しかし、ああいうヤバい連中と同じような思考回路の一般国民が結構いるからね。
 日本の人口減少が今までの想定以上に加速していって貧民国になることは間違いないけれど、そのときに死んでいく人たちはほとんど無差別だからね。思慮深い善人が多く生き残るというわけじゃない。むしろ逆になってしまうかもしれない。

吾狼: イシコフさんがまとめに入ると、どうしても暗い結末に近づきますね。まいったな。

イシ: あ、ごめんごめん。根がネガティブなんだろうね。ふうう。
 じゃあ、今回はこのへんで一旦お開きにしますか。あまり進展はなかったような気もするけど。

吾狼: はい。

幽大: 御意。余輩もちと疲れた。少し寝るわ。

吾狼: おやすみなさ~い。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
人類を養殖している生物がいる
『人類を養殖している生物がいる』Kindle版 180円


書籍版もあります(1408円)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
用務員・杜用治さんのノート
カタカムナから量子論、宗教哲学、情報戦争まで、現代社会の謎と真相を楽しみながら考える、まったく新しいタイプの文章エンターテインメント  用務員・杜用治さんのノート』 Amazonで購入で買えます



━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ウソとストレスだらけの世界を離れて、こんな学校を訪ねてみよう! 森水学園第三分校

森水学園第三分校

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『新釈・クレムナの予言 タラビッチが見た2025年』
最後はプーチンやヌーランドも登場する? 19世紀から現代人へのメッセージ
Amazonで購入で見てみる⇒こちら
解説ページ(試し読み)は⇒こちら


━━━━━━━━━━━━━━━━━━
重曹とかいろいろ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ビタミンD3サプリ
免疫系を正常に保つのに効果があると複数の医師が薦めているビタミンD3。
Amazonで購入で2830円。8円/粒 だったものが円安で高騰中(2022/10/18時点では3499円。10円/粒)  ⇒こちら


マグネシウムサプリ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Facebook   Twitter   LINE

ぷちサミ(7)「陰謀論」という陰謀2023/02/15 16:48

2022/04/15 の3

歴史の必然なのか、AIの計算なのか

イシ: さて、吾狼さんがシクシクと泣き出してしまったので、このへんで吾狼さんが喜びそうな陰謀論に入っていきましょうか。データの裏付けとかはあまり関係なく、空想、妄想、推理の領域に。

吾狼: いいですねえ! 待ってました。

幽大: 単純なやつだな。

吾狼: いやいや、陰謀論はむしろ幽大さんの得意分野じゃないですか。

幽大: 余輩のは陰謀論ではなく「予言」だ。

吾狼: はいはい。

イシ: で、陰謀論といっても、話があまりにもとりとめがなくなるのもアレなので、最初に私からひとつ命題を提示してみますね。それは、

 A) 今起きている異常なこと、コロナとかワクチンとかウクライナは互いに連係プレーをしているようにも見えるんですが、これは人類の歴史から見て特に異常なことというわけではなく、人間の(ごう)というか(さが)というか、そういうものがもたらした宿命的なものなのか、

 それとも、

 B) そういう破滅的な計画を立てて実行している何者かによって操られているものなのか、

 ……ということです。

吾狼: え? どういうことですか? 簡単にいうと、自然発生的なものなのか人為的なものなのか、ということですか?

イシ: う~ん、言い方が下手だったな。どう言えばいいかな。
 人間が破滅に向かって異常な行動をしていくのも人間が本来持っている性質であって、その意味では「自然」なことだ、というのが前者のA説。
 そうではなくて、人間の人智を超えた何者か、あるいは極めて少数の権力者や富豪が組織的に計画を立てて実行しているというのが後者のB説、かな。
 一般にはB説的なものを「陰謀論」と呼んで、信用するに足りないと唾棄される傾向があるわけだけど。

幽大: その2つは違うものなのかね。どちらの要素も含んで進んできたのが人類史ではないのか?

イシ: う~ん、そう言われてしまうと……そうなのかも……。

幽大: 例えば、余輩は新コロは人工ウイルスだと思っているが、そういうヤバいものを作りたがる、そして作ってしまうのは、人間が本来持っている欲とか好奇心といった「生物的な特質」によるものだと思っておる。
 古代人が、より破壊力のある武器を作ろうとしたように、科学が進めば、遺伝情報を操作したいとか、ウイルスを作り出したいと思う人間は必ず出てくる。人間というのはそういう性質を持った生き物だと考えれば、人工ウイルスも、広い意味では「自然発生」したともいえるわな。
 人間が自然を破壊して文明の寿命を縮めるのもそうだし、戦争がなくならないのもそうだ。個々の事例は自然発生ではなく人為的なものだが、そういうことをしてしまうのが人間なのだ、といってしまえば、すべては「自然の成り行き」だ、ともいえる。

吾狼: ああ、それはよく分かります。
 ただ、その考え方は広すぎてしまって、いわゆる陰謀論──イルミナティだのディープステートだのが人口削減計画を実行している、みたいな話も、人間はそういう組織もまた作ってしまうものなのだ、と言えてしまいますよね。そうなると、すべてが「人間とはそういうもの」で片づけられてしまいそうです。

幽大: そういうものだろう?
 だから余輩は、以前から「陰謀論」という言葉そのものが気に入らんのだ。権力者や金持ちがやることは陰謀に決まっているではないか。陰謀のない歴史などない政治も経済も、陰謀と陰謀がぶつかるゲームだわな。
 春が来れば緑が増えて、冬になれば眠りにつく命が増えるみたいな自然の成り行きで行動している権力者や富豪がいると思うか?
 世界は権力者と富豪が動かしている。つまりは世の中は常に陰謀で動いている。そんなことはあたりまえではないか。

吾狼: そうですよねえ!
 例えば、今起きているウクライナ紛争は、アメリカがロシアのプーチン政権を潰そうとして仕掛けたこと、というのははっきりしていますよね。アメリカの中枢やその回りにいる一部の連中、ヌーランドとかが、CIAとも連携して、東欧の過激思想国粋主義者をテロリストに育て上げていた。イラクのときと同じやり方です。
 ウクライナにロシアとの友好関係を重視する政府ができると、政府に不満を持った市民を扇動し、クーデターで倒して、自分たちが操れる政府に入れ替えた。そして、傭兵や過激思想の兵士を訓練し、高性能な兵器を与え、軍事援助して、ドンバス地方のウクライナ人を虐待、虐殺してきた。
 アメリカはロシアを潰すためにそういう連中を利用しているつもりでも、アメリカから支援を受けた過激思想の連中は、ロシア語を話すウクライナ人はウクライナ人ではない。殲滅してしまえ、という衝動で動く。
 こうした流れが生まれるのは、一部の異常な思想の持ち主が大きな役割を果たしていて、ほとんどの人たちは全体像が見えないまま、いいように操られているわけです。
 こういう現実までも含めて「陰謀論だから信じるな」と言って調べようともしない人たちは、思考放棄ですよね。

幽大: おお、珍しく意見が合ったな。

イシ: ……ああ~、なんだか私が一人浮いちゃいましたね。
 では、こういうのならどうでしょう。
 病的思想を持ったサイコパスみたいな連中と、無能だけどカリスマ性だけはあるような連中が入り乱れて、ランダムな結果が生まれているのが現代社会である、というのがA説。
 そうではなく、極めて統制の取れた少数の頭のいい人間、あるいは人間を超えた何者かがシステマティックにあらゆる場面を操っているというのがB説。

吾狼: それだと、いわゆる「陰謀論」は後者のB説になるわけですね。

イシ: そうなるのかな。

幽大: 余輩はどちらかというと前者だな。超人的な頭脳を持った何者かが集まった、完全に隠された組織が世界を動かしているわけではなく、所詮、大したことのない人間たちが、たまたま調子こいたり、暴走したり、あるいは緻密な悪巧みを大胆に実行している結果が現代社会なのだろう、と思っておる。

吾狼: 幽大さんは神秘主義方向の人かと思ってましたが、実はドライなリアリストなんですね。

幽大: 近現代史を学べば、実につまらん少数の人間が悲惨な歴史を作り出してきたことが分かる。明治以降の日本はまさにそういう歴史を刻んできただろう? 東條英機とかはその典型だな。
 つまらん人間の下で、優秀な頭脳を持った学者・技術者や勤勉で従順な兵隊が動く。あ、兵隊というのは必ずしも鉄砲持った軍隊組織のことではないぞ。一般庶民、特に「組織、集団に縛られて生活せねばならん一般人」のことだ。
 あの悲惨な歴史を作りだしたのは、言ってみれば頭のよくない人間──欲望があり、煩悩があり、自己顕示欲、権力欲、名誉欲、自己防衛本能がある「普通の人間」たちだよ。とびきり頭のいい少数の人間が裏で操ったというわけではないだろう。石原完爾は東條英機の100万倍頭がよかったと思うが、歴史の中では決定的な役割を果たせなかった。最終的には東條のような愚か者が歴史を大きく動かした。そこには何ら合理性や法則性などない。「たまたま」そうなった。それが歴史というものではないかな。

吾狼: でも、そういう「普通の人間」たちを、いかに効率的、かつ、思い通りに動かすかを知っている、頭のいいごく少数の人間の組織がその上に、というか、その裏にあるのかもしれませんよ。

幽大: それがきみたちが言う「ディープステート」とかか?

吾狼: ええ、名称はなんでもいいんですが、国とか既存の宗教とかを超えたエリート意識で結びついているグループですね。例えば世界経済フォーラムとか……。

イシ: あのメンバーがみんな頭のいい連中とは思えないけどね。

吾狼: ええ、そうですね。最近バカっぷりがどんどん露呈している日本のあの若手政治家なんかも関係してますしね。でも、あのレベルのメンバーやパートナーとなっている企業などは全部、利用されている使い捨ての駒にすぎないわけで、その裏側にはほんとうに数人とか十数人くらいの超エリート会議みたいなのがあるんじゃないですかね。

イシ: 習近平も世界経済フォーラムのメンバーじゃなかったっけ? 少し前まではプーチンも。一筋縄ではいかない集団という感じはあるね。

吾狼: ええ。ジョージ・ソロスとかビル・ゲイツとかクラウス・シュワブとか、まあ、いろんな人が入り乱れてます。でも、ぼくはそのさらに上の決定をしている、表には決して出てこない「見えない存在」があるんじゃないかと勘ぐってるんです。

幽大: ほお~。誰だね、それは。

吾狼: 誰……ではなく、AIです。高度な人工知能。AIがネットを通じて得られるありとあらゆるビッグデータを駆使して計算し尽くして、人間はこういうふうに行動すると学習し、そのアルゴリズムに従って様々な計画を打ち出し、その計画を随時修正しながら実行させているんじゃないでしょうか。

イシ: ああ、それは以前から言われている説だね。それこそ「陰謀論」の本命的な説とでもいうか。

幽大: そうなのか? 人工知能が人間に指図しているのか?

吾狼: そう考えれば、ここ数年の異常な状況も説明がつくのかな、と。

イシ: 私はAIが計画を作っているという説は十分にありえると思っているけれど、AIそのものが自主的、というか、自立して計画を立て、指示をしているとまでは思っていないんだよね。やはりそれを使う者がいて、AIはあくまでも道具だろうと。

吾狼: だとしたら、もしもAIを使っている人間が望むのと違う答えをAIが出してきたらどうするんです?

イシ: 多分、AIが出してくる計画なり方法はほぼ絶対なんだと思うよ。問いを入力した人間側が「え? いくらなんでもそれは……」と躊躇するような答えが出てきても、AIの答えには従う。ただ、最終目標はAIが決めているわけじゃないと思う。

吾狼: 最終目標というのは? やはり人口削減とかですか?

イシ: いや、それも手段というか、方法だろう? 最終目標というのは、もっと宗教的な領域に入ることじゃないかな。

吾狼: 宗教的な領域……ですか……?

イシ: うん。一言で言えば、神の意思に従った新世界の建設、みたいなことかな。

吾狼: どんな神です? やはり旧約聖書的な神ですか?

イシ: 既存の宗教を包括したような、モワッとしたものかもしれないね。
 人は必ず死ぬ。でも、死を超えた救済があると信じたい、というのが多くの宗教の共通した核のようなものでしょ。その共通項のためには、いろんなものを削ぎ落としていく。○○教の教義とか、既存の倫理とか常識はどうでもいい。今の世界を塗り替えてくれるような新世界の出現という、その一点だけ。
 その「新世界」というものへのイメージは、集まっているメンバーによってだいぶ違うかもしれない。いや、違うだろうね。育ってきた文化背景が違うんだから。でも、その違いを乗り越えて動くことで、彼らは自分たちは他の人間たちとは違う超エリートなのだという意識を持てる。
 そこに一種無宗教的なリアリストも参加してくる。
 宗教的な要素とは関係なく、現在の数の人間が永続的に科学技術の恩恵を享受できる世界が続くことはありえない。人口を減らすことは必須の条件だ、と考えるリアリスト。彼らはあらゆる計画を数字や計算で処理するから、宗教的な意識の強い連中だけの組織よりも、強力、冷徹な意思を持った組織としてまとまる。
 世界経済フォーラムのサイトを開くと、あちこちに「メタバース(三次元仮想空間)」という言葉が出てくるでしょ。それがいいとか悪いとかではなく、とにかくこれからの世界はコンピュータ上の仮想空間が重要な役割を果たしていく、と言いたいようだね。

幽大: それがすでに一種の宗教だな。すでにコンピュータに支配されている感じだ。

吾狼: AIが支配しているのか、単にAIを使っているだけなのかは分かりませんが、とにかくAIが指令を出していると思うんですよ。
 だって、ここ数年の世界の動きを見ていると、とても人間が計画しているようには思えないほど緻密で、冷徹じゃないですか。
 例えば、中国は今、上海をはじめ、あちこちの都市をロックダウンしていますよね。コロナの蔓延を防ぐためだと言いますけど、実際には今の中国でコロナ死なんてほとんどないと思いますよ。あまりにも理不尽です。中国政府がそこまでバカだとはどうしても思えません。
 じゃあ、なんでそんなことをしているのか。
 アメリカの一国支配を潰すためだと思うんです。上海には西側諸国の大企業が集まってますから、あそこをロックダウンしたらたちまち経済活動ができなくなる。

幽大: だが、それは中国の首を絞めることにもなるだろう? 実際、農村では作付けができなくなり、食糧危機を招いていると聞くが。

吾狼: はい。それで食糧不足になるのを見越して、中国はすごい勢いで小麦などの穀物を世界中から買い集めてます。
 そうすると、食料を輸入している国々、特に西側先進国と呼ばれている国々の食糧危機がますます加速する。西側諸国がロシアの経済制裁とかやっていることで、ただでさえ食糧危機、エネルギー危機に陥るのを、一気に加速させて息の根を止めようとしているんだと思います。
 わざと自国で作付けをしないんだから、中国の国民も犠牲になってある程度餓死するかもしれない。でも、それも中国政府には計算済みなんじゃないですかね。国力を落とさない程度の人口調整は必要だ、くらいに思っているんじゃないか、と。あの政府はそういう冷酷な政府です。

イシ: なるほどねえ。吾狼さんの読みは深いな。
 私も、実はいちばん恐ろしいのはプーチンではなく習近平だと感じているんだ。
 プーチンは冷酷な人間だけれど、基本はロシアという国を守るという意識で動いているところが大きい。世界を支配しようとか、世界を作りかえようとまでは思っていないんじゃないか、と。
 だけど、習近平は、世界を中国中心の経済圏に作りかえるという壮大な野望で動いている気がする。そのためには何でもやるんじゃないかと。

幽大: 余輩の予言も、未来の中心はアメリカでもロシアでもなく、中国ではないかというものだ。そういう未来がぼんやり見えておったんだが、今、いろんな話を聞いていると、あながちハズレではなさそうだな。

吾狼: そのへんは3人ともほぼ同じ予感がしている、ということですかね。

イシ: そうだね。だから、問題は、この全体像をさらに計算して案出し、動かしている意思があるのか、ということかな。
 私はあるような気がしている。
 プーチンや習近平の性格や能力を見越して、彼らを含めた様々な人間や組織を動かしているものが。

吾狼: それはAIではない、というのがイシコフさんの考えですよね。AIではないとすると、一体何者ですか?

イシ: うん、AIそのものではないと思う。AIは機械だから。
 AIを使う者が動かしているんだろうだけど、それは人間とは限らないよね。「生物」ではあると思うけれど……。

吾狼: おお~! 出た~~!!

幽大: おお、すっかり元気になったようだな。吾狼くんが元気を取り戻したところで、今日はそろそろお開きかな?

イシ: そうしましょうか。私も歳で、疲れちゃいました。
 では、また会いましょう。落ちます。

吾狼: 「落ちます」って……古いなあ……。それ、もう死語ですって……。
 あ、もう二人ともいないや。

──プツン──

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
人類を養殖している生物がいる
『人類を養殖している生物がいる』Kindle版 180円


書籍版もあります(1408円)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
用務員・杜用治さんのノート
カタカムナから量子論、宗教哲学、情報戦争まで、現代社会の謎と真相を楽しみながら考える、まったく新しいタイプの文章エンターテインメント  用務員・杜用治さんのノート』 Amazonで購入で買えます



━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ウソとストレスだらけの世界を離れて、こんな学校を訪ねてみよう! 森水学園第三分校

森水学園第三分校

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『新釈・クレムナの予言 タラビッチが見た2025年』
最後はプーチンやヌーランドも登場する? 19世紀から現代人へのメッセージ
Amazonで購入で見てみる⇒こちら
解説ページ(試し読み)は⇒こちら


━━━━━━━━━━━━━━━━━━
重曹とかいろいろ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ビタミンD3サプリ
免疫系を正常に保つのに効果があると複数の医師が薦めているビタミンD3。
Amazonで購入で2830円。8円/粒 だったものが円安で高騰中(2022/10/18時点では3499円。10円/粒)  ⇒こちら


マグネシウムサプリ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Facebook   Twitter   LINE